| COLUMN●コラム | ||||
|
|
|||
![]() |
|
|
第52回 (2003年4月10日) 「山田化の進行がコワい」 △0−0 名古屋グランパスエイト(駒場) 勝つ負けるの問題じゃない。 きょうはとにかく点を入れなくちゃいけなかった。 たとえ点の取り合いになって4対3とかで負けたっていい。 今年のレッズは、こういうパターンで点を取る、 という形をはっきり見せて欲しかった。 エジムンドがドタキャンして、放出したトゥットがエスパルスで 2得点だからな。それに前の試合でようやく山田が点を入れてリーグ戦 無得点試合をストップしたとはいえ、あのシュートは10本打って、 たぶん1回も決まらないだろうと思えるラッキー・パンチ。 しっかり自分たちの形を作った上での得点は、去年の11月くらいから、 ずーっと見せてもらってない。 そもそも、どんな形がいいのかすらはっきりわからないのだから、 困っちゃう。しいて言えば、エメルソンが強引に相手DFを抜いて シュートに持ってくか、サイドからゴール前にパスを送って永井あたりが 決めるか。田中のドリブルも、 J1では決定的なチャンスはなかなか作れない。 どうやったら点が入るんだろ? 監督も、どういうふうに点を入れようとしているのだろ? 0点はどこまでいっても0点で、引き分けはあっても勝ちはない。 グランパスにも、エメさえ止めればレッズなんて得点能力はない とほとんど見切られている感じで、ほぼ徹底的にエメだけをつぶしに かかってきていた。それほどナメられているにもかかわらず、 反発できない他の選手も情けない。 ナビスコ杯から、リーグ戦の2試合を通して、 チームリーダー不在の欠陥もモロに 出てる。 山田も、ダテにアゴヒゲ生やしてる場合ではない! 見た目がオッサン臭するのなら、試合運びも元気のいいオッサンに なってくれ。 ジュビロの中山じゃないが、とにかく率先してボールに食い下がって、 相手選手をぶっ倒してでも前に進んでくれ! 試合見てりゃ、山田がリーダータイプでないのはすぐわかる。 だけど、他にいないではないか! 内舘では線が細すぎるし、坪井はまだ2年目なんだし。 という以上に、レッズ全体が、どことなく「山田化」している気が して仕方ない。 そこそこまでは前に進むが、強引にフィニッシュまで決めようという どん欲さはない。 ま、このくらいまでやって、ダメなら諦めよう、といった淡泊さ。 そんな山田のプレイスタイルがみんなに伝染している。 山瀬が途中から入ったシーンでは、サポーター席もドッと沸いたが、 やはり山瀬クラスではエジムンドが抜けてポッカリ空いた穴は埋められないでしょ 山田が、本気で名良橋を抜くつもりで突っ走って、 やっとチームは盛り上がるだろうに。 試合が終わって、裏口を出ようとしたら、県議選に出馬中の田口さんが 帰路につくサポーターたちを相手に挨拶をしつつ、握手をしていた。 元気よく「よろしく!」と声をかける田口さんを見ながら、 「どうせなら田口さんにピッチに戻ってもらって、 活気のない選手たちにカツを入れてもらいたい」と思った私であった。 桜は満開なのに、レッズはまだ花もつぼみといったあたりだな。 「お知らせ」 『浦和レッズ絶対主義』(長崎出版) ![]() ↑こちらをクリックすれば、買えるようになりました。 皆さんの感想が山中さんのモチベーションとなり次のコラムとなります。 是非とも感想は「山中伊知郎コラム感想掲示板」までお願いします。 (山中さんも見て、書き込みをしております) <無断転用・転載を禁じます>
|
|||||
●「山中伊知郎は語る レッズよ、勝て!」TOPへ
|
|||||