COLUMNコラム
 

          
第39回 (2002年9月17日)
「百点満点の99点」


■9月14日 ○2-1 対ジュビロ磐田(磐田)

 ナマで見に行っていたわけじゃない。
NHKの総合でのテレビ観戦だったのだが、あのジュビロに勝っちゃいましたからねェ。
嬉しくなって、ついつい書いちゃう。

はっきり言って、百点満点の百点、と行きたいところだが、
最後に取られた1点をひいて99点だ!
新聞みたら、totoの投票が「90分のジュビロ勝ち」が81%なのに対して、
レッズの90分勝ちが6%しかなかった。
「レッズをナメるにもほどがある!」
とアタマには来たものの、まァ、今までの実績を考えたらムリもないかな、
と納得せざるを得なくもある。
あのジュビロの怒涛の攻めをレッズのDF陣が抑えきれるとはなかなか思えないし。
高原と中山だけ止めればいいわけじゃない。
名波だの藤田だの服部だの福西だの、
後ろからいくらでも得点できそうな選手が揃ってるもん。
もし勝てるとしてら、前半か後半に入ってすぐ、フッとジュビロが集中を欠いたところで
1点取ってしまい、それをガチンガチンに守りきる試合展開。
J2あたりで実力下位チームが上位チームと対戦した時に見せる
「1−0逃げ切り作戦」しかない、と見切っていた。

結果的には2−1とスコアは違ったものの、
まさしくそのパターンで試合が進んでいった。
1点のはずが2点だったのが嬉しい誤算。
その後、ずーっとピンチばっかりで、あまり追加点が取れそうなシーンもなかったし。
PKを止めた山岸、あんたはエラい!
よく足が残ってた。
あれで「勝った!」と私もテレビの前で叫んでしまい、そばにいた女房に、
「早すぎる!」
と注意されてしまった。
しかし、あそこが重要なポイントだったのは、誰が見たってわかる。
あそこで1点入れられてたら、逆転されてたろうな。

永井と田中で2点を取ったのも、ベストだった。
前からちょっとウンザりしていたのだ。
あまりにエメルソンにオンブにダッコで、他の選手は点を取るあんのかよ! 
とドナりたくなる展開の試合が続きすぎたことに。
ジュビロが相手で、エメ・トゥット抜きで勝てるなんて、これはちょっとタイヘンですよ。
ジュビロより強いところなんて、Jリーグにはないんだから。
次はナビスコ杯で勝ったレイソルと、最下位のコンサドーレか。
油断は禁物とはいえ、順当にいけば5連勝。

ヤバいなァ、この勢いだと優勝しちゃうかもしれない!
これはナビスコ杯の決勝戦に続いて、
今年のチャンピオンシップのチケットは早めに押さえておかなくてはいけない。


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山中 伊知郎(ヤマナカ・イチロウ)
昭和29年、東京生まれ。
早稲田大学法学部卒。
18歳からハゲはじめ、頭を剃る。
「スケバン刑事」の脚本家、テレビ番組の構成作家などを転々とした後、
フリーライターに。
関根 勉率いる劇団「カンコンキンシアター」の一員でもある。

TBSラジオ
「永六輔の土曜ワイド」にもレギュラー出演中。

主な著書
「関根 勤は天才なのだ」(風塵社)
「浦和レッズ至上主義」(風塵社)
「チョットいい犯罪」(図書新聞)
「頭髪のすべてがわかる本」(日本実業出版)

浦和市民であり、もちろん熱狂的浦和レッズファン。

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