| COLUMN●コラム | ||||
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第19回 (2001年7月7日) 「 残りロスタイム4分を問いたい!」 ■7/7、対柏レイソル戦 そりゃ、言いたいことはいっぱいある。 何で、あんなにレッズのゴール前で敵の選手にフリーでヘディングシュートをさせちゃうのか、 とか、何であんなに永井はゴール前でボールを受けてもシュートをする決断力がないのか、とか。せっかく出てきた岡野が、なぜもっと縦横無尽に走り回らないのかっていうのもある。 不満は多いよ。6月、しばらくチームとしてのバランスが取れてたのに、 きょうの試合は、また守備も攻撃もチグハグだったから。 でも、それはある程度仕方ないことだと割り切れる。 どんなチームにだって波はあるし、いい時も悪い時もある。 長いシーズンの中には、中盤の底が守備の機能をしっかり果たさず、 真ん中へんから来た選手にキレイなヘディングシュートを決められることだって、もちろんあるさ。 ちょっとアタマには来るが、そこは許す。 許せなかったのが、せっかくアドリアーノのゴールで2対3にし、 福田も投入された後の後半4分のロスタイムだ。 展開から行ったら、「押せ押せ」でしょ。残されたわずかな時間、必死で攻め込むレッズに対して、全員が守備に回って身を挺してゴールを守るレイソル、という図式になるのが当然なはずなのに、別にさしたる盛り上がりもなく、ただ漫然とボールが行き来するだけで 貴重な4分間は過ぎてしまった。 まずは、安藤。なぜせっかくのゴールキック、イチかバチかでいいから、 相手ゴールの方に思い切り蹴っ飛ばさないのだ。 すぐそばにいるDFの選手にチョコンとパス出したりして。 岡野や福田が入った意味がないではないか! せっかく岡野がボールを追ってゴール前に走りこみ、 それに福田かトゥットが合わせてひょっとすると1点が取れるかもしれないとの、 「超攻撃型タナボタ1点狙い布陣」になっているのに、 あんなことやってたらまったく生かせないではないか。 またパスを受けたDF陣が情けない。 前のどこにパスを出していいか見つからないもんだから、 しょうがなしに後ろでタラタラと横に回している。 私、レッズ・サポーターが陣取る自由席の一番後ろにいたが、すぐ横の女のコ2人組が、 「後ろでボール回してる場合か!」 とマジギレしていた気持ちが痛いほどわかった。 いったいみんな、どんな目的があって残り4分をプレーしていたのか、 終わった今でもわからない。 あと1点取って延長に持ち込みたかったわけではないのかな? 疲れたし、負けてもいいから、さっさと試合を終わらしたかっただけなのか? かえって、1点を守る立場のはずのレイソルの選手の方が 積極的に前に出てきてたのだから、始末が悪い。 キレイなパスが出せなくても、とりあえず前に向かってボールを動かしてくれよ。 そしたら相手がミスをしてくれてビッグチャンスが生まれることだってあるかもしれない。 サッカーは冒険があるから面白いんで、チッタ監督だって、わざわざ3トップにしたのは、 守りが少々手薄になってもいいから、残り時間のあと1点に賭けたわけでしょ。 相手に点を追加される危険を裏に秘めながら、あえて攻めにむかってしまう ところのスリルとサスペンス、そこがいいわけじゃないですか。 ところが現実は、待ちかねたスリリングなシーンは皆無。福田なんて。 ほとんどボール触ってないんじゃないか。 岡野も、飛び出すべきか待つべきか、動きに躊躇のカゲがあった。 4分は盛り上がる場面もなく、いつの間にか過ぎていった。 観客に対しても失礼だ。 勝ちに行く気力の見えないチームを応援するサポーターの空しさも考えて欲しい。 裏返せば、どうせソコソコやってれば今年はよもやJ2落ちってことはないだろう といった安心感がどこかにあるのではないか? 絶対安心すべきではないと思う。 こんな、勝負に執着せずにダラダラとロスタイムをすごすチームなら、 またJ2落ちの危機はすぐ目の前に来る予感がする。 ヴェルディにしろ、マリノスにしろ、今、下の地位にいるところは、 テレビで試合の様子を見てても、もっと死ぬ気でやってるもの。 誰かが言っていた 「大宮が上がって浦和が落ちる」 との予言、だんだん現実味を帯びてきたりして。 ヤだな、私は、元浦和市民だから。 皆さんの感想が山中さんのモチベーションとなり次のコラムとなります。 是非とも感想は「山中伊知郎コラム感想掲示板」までお願いします。 (山中さんも見て、書き込みをしております) <無断転用・転載を禁じます>
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